山本太郎議員が会見 園遊会で陛下に手紙渡す[2013/10/31 17:56]

 秋の園遊会で、天皇陛下に直接、手紙を渡した山本太郎参議院議員が会見です。

 山本太郎参議院議員:「(手紙を)書いたのは前日ですね。園遊会という場において、手紙を渡すことがどうなのかということもあるかと思うが。今の現状をお伝えするという内容、例えば子どもたちの被ばく。この先、進んでいくと健康被害がたくさん出てしまうと」
 山本議員は、天皇皇后両陛下主催の秋の園遊会の会場で、陛下に直接、手紙を手渡しました。手紙はそのまま、すぐ後ろにいた侍従長が受け取りました。
 山本太郎参議院議員:「(原発作業員が)命を張りながら、命を削りながらやっているのにもかかわらず、健康管理であるとか放射線管理がずさんなままでされている実情を手紙の中にしたためさせて頂いた」
 宮内庁によりますと、一般市民が陛下に手紙を渡すことは時折あるものの、国会議員が渡すことは極めてまれだということです。園遊会での振る舞いについて規則などはありませんが、ある宮内庁幹部は「異例なことで、あってはならないこと」と話しています。

「朝日新聞社撮影」

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