羽田空港“新たに5本目の滑走路”検討へ 国交省[2013/11/01 15:20]

 国土交通省は、羽田空港の発着便数を増やすために、5本目の滑走路の建設も視野に入れた検討を始めました。

 国交省は現在、年間68万回の羽田と成田の発着枠について、2015年春までに75万回に増やす方針を示しています。しかし、東京五輪の開催決定や、東南アジアからの観光客が急増していることを受けて、国交省は1日、さらなる発着枠の拡大に向けた有識者会議を発足させました。会議の冒頭で、国交省の田村航空局長は、「これまでテーブルに乗せることすらはばかれていた課題も議論したい」と発言し、東京上空の飛行制限や、横田基地の民間活用についても話し合われました。また、羽田空港については、沖合を埋め立てて、5本目となる滑走路の建設も検討するということです。国交省は、今年度中の取りまとめを目指しています。

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