坂本一家殺害事件から24年　母や元同僚ら冥福祈る[2013/11/03 17:35]

　オウム真理教元幹部らによる坂本弁護士一家殺害事件から3日で24年です。坂本さんの母や元同僚らが一家の冥福を改めて祈りました。

　教団の活動を批判していた坂本堤弁護士（当時33）は1989年11月、妻の都子さん（当時29）、当時1歳だった長男・龍彦ちゃんとともに教団元代表の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の指示を受けた早川紀代秀死刑囚ら6人に殺害されました。一家が眠る神奈川県鎌倉市の寺には、坂本弁護士の母・さちよさんや同僚だった弁護士など多くの関係者が集まり、冥福を祈りました。
　堤弁護士の母・坂本さちよさん：「実感としては月日がたったなと、今ごろは何かあるたびに『あの子が生きていれば』と考えます」