猪瀬知事「5000万円借りた」徳洲会強制捜査後に返却[2013/11/22 13:59]

 東京都の猪瀬直樹知事は、去年12月の都知事選挙の前に医療法人「徳洲会」から5000万円を借り、その後、返したことを明らかにしました。

 東京都・猪瀬直樹知事:「(徳田虎雄前理事長から)資金提供という形で応援してもらうことになった。個人でお借りしたものを返却するつもりでおりました」「(Q.金額は5000万円?)5000万円だと思います。(9月に)早く返済したほうが良いと指示して返済しました」
 猪瀬知事は知事選の前の去年11月、徳洲会の徳田虎雄前理事長(75)が入院する病院を訪問し、その後、徳洲会から猪瀬知事側に5000万円が提供されていたことが分かりました。徳洲会は、去年の衆院選を巡り、9月に東京地検特捜部の強制捜査を受けました。この強制捜査の後に、知事側が5000万円を虎雄前理事長の妻に返したということです。選挙運動収支報告書には、徳洲会に関する記載はありませんでした。猪瀬知事は、「思ったよりも選挙費用がかからなかったので返した。返済のタイミングが捜索後になったのは偶然」としています。

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