社会

2013年12月4日 11:46

震災から1000日 津波で全壊ホテル再開 陸前高田市

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 東日本大震災から4日で1000日です。1万5800人以上の人が亡くなり、今も2600人以上が行方不明のままです。津波で全壊したホテルが高台に移転して再開するなど、復興に向けて歩みを進めた被災地もあれば、震災で出たがれきの選別がようやく始まった被災地もあります。

 岩手県で最も大きい人的被害を受けた陸前高田市。この町を見下ろす高台に、1軒の真新しいホテルが建っています。海岸近くにあった「キャピタルホテル1000」は、4階まで津波が押し寄せ、建物が全壊しました。国などから約1億円の支援を受けて高台に移転。先月から営業を再開し、今後は市の観光拠点として期待されています。
 県外からの宿泊客:「とっても快適ですよ。一日も早く復興してほしいと思う」
 キャピタルホテル1000・人首ますよ支配人:「地域活性化もすぐには難しいですが、力強く未来に向かって一緒に歩んでいきたい」
 その一方で、高台のふもとには被災地の現実が広がっています。陸前高田市では、被災3県で最大の約300ヘクタールの区画整理事業が計画されています。しかし、建物の着工は早くても2015年度の半ばからです。
 仮設住宅で暮らす人:「とにかく(復興が)進まないから、どうにもならない」「家を造りたいという人が多い。だけど、場所がはっきり決まっていないから」
 いつ、どこで新たな暮らしを始めることができるのか、被災地の苦悩は続いています。

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