全警察へ“ストーカー部署”設置を指示 警察庁[2013/12/06 20:38]

 東京・三鷹市で起きたストーカー殺人事件を受け、警察庁は、被害者の安全確保を最優先に対処するため、専門部門の設置を全国の警察に指示しました。

 今年10月、三鷹市で女子高校生が警察に相談した直後に、ストーカー行為をしていた男に殺害されました。これを受け、警察庁は6日、被害者の安全確保を最優先に対処するための専門部門を各警察本部に設けることなどを通達しました。このほか、切迫性が判断できない場合にも、被害者を安全な場所へ避難させるなどの最大限の措置を取るよう指示しています。また、危険性を判断する目安として、チェック票の導入も決めました。41の質問項目に相談者と警察官が記入し、危険性を「極めて高い」から「低度」までの4段階で判定するということです。

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