中間貯蔵施設受け入れ14日に要請 2大臣が福島へ[2013/12/10 00:10]

 福島県内の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設について、石原環境大臣と根本復興大臣は14日に福島県を訪れ、建設の受け入れを要請することになりました。

 井上環境副大臣:「(地元に提示するのは)施設の配置や敷地の範囲を詳細に決めた具体的な案です」
 環境省は、福島第一原発周辺の楢葉町、大熊町、双葉町でボーリング調査を行い、中間貯蔵施設の「建設は可能」とする評価を取りまとめました。これを受け、石原環境大臣らは14日に福島県を訪れ、佐藤雄平知事や富岡町を加えた4人の町長と面会し、建設を受け入れるよう要請することを決めました。環境省は2015年1月に廃棄物の搬入を開始する準備を進めていますが、地元からは「調査と建設の受け入れは別だ」との声があり、強い反発が予想されます。

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