小中高校生の20人に1人に食物アレルギー 文科省[2013/12/16 10:55]

 小学校から高校までの生徒らの約20人に1人に、食物アレルギーがあることが分かりました。

 文部科学省は、去年12月に東京・調布市の小学校でアレルギーのある5年生の女児(当時11)が給食後に死亡した問題を受け、食物アレルギーに関する全国調査を行いました。その結果、全国の公立の小中学生と高校生で食物アレルギーのある児童・生徒は約45万人で、全体の4.5%に上ることが分かりました。また、アレルギーの原因となる食材を誤って子どもに食べさせてしまったケースが少なくとも40件、確認されました。そのうち8件では、じんましんや嘔吐(おうと)などのアナフィラキシー症状を発症したということです。文科省は、「調査結果を分析して今後の対策に生かしたい」としています。

こちらも読まれています