福島原発周辺の除染工程見直し 最大3年間延長へ[2013/12/26 11:55]

 福島第一原発の周辺地域などで行われている除染について、環境省は作業の完了時期を見直し、最大で3年延長することを決めました。

 石原環境大臣:「住民の方々の帰還にとって重要なのは、住宅や生活インフラですよね。こういうものを優先的に除染する」
 国はこれまで、福島県内での除染作業を来年3月までに完了する予定でいました。除染で取り除いた草木や泥などの仮置き場の確保が進まず、飯舘村など6つの市町村については、さらに最大で3年間、除染作業の期間を延長することになりました。楢葉町など4つの市町村については、予定通り除染作業を終えられるとしています。また、計画の策定ができていない双葉町に関しては、引き続き調整を行うとして、完了時期を示していません。

こちらも読まれています