有効求人倍率1倍に回復 “リーマン”前の水準に[2013/12/27 11:55]

 先月の有効求人倍率がリーマンショック前の2007年10月以来、6年1カ月ぶりに1倍を回復しました。

 厚生労働省は、11月の有効求人倍率が前の月よりも0.02ポイント回復し、1.00倍になったと発表しました。1倍という数字は、仕事を求めている人1人に対し、1件の求人があることを示し、倍率が上がるほど仕事を得やすくなります。有効求人倍率が1.00倍以上になったのは、リーマンショック前の2007年10月以来、6年1カ月ぶりです。厚労省は、「雇用情勢は一部に厳しさがみられるものの、改善が進んでいる」としています。特に製造業や建設業で新規の求人が増えています。

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