帰省の混雑きょうも続く 雪で新幹線に遅れも[2013/12/29 11:52]

 年末年始を故郷などで過ごす人たちで、29日も鉄道や空の便、高速道路で混雑が続いています。

 JR各社によりますと、東北新幹線や東海道新幹線は、下りが終日ほぼ満席になっていて、31日の大みそかまで混雑が続く見込みです。東海道新幹線は、滋賀県で28日から降り積もった雪のため、始発から名古屋と新大阪の間で徐行運転をしましたが、現在は通常通りのダイヤになっています。そして、29日朝、山形県内の踏切で山形新幹線と車が衝突し、車に乗っていた女性が死亡しました。この事故の影響で、山形新幹線は福島と新庄の間で上下線ともに運転を見合わせています。
 空の便は、羽田空港出発の下りの各路線は、終日ほぼ満席になっています。下りの混雑は、年内いっぱい続く見通しです。
 日本道路交通情報センターによりますと、午前11時現在、中央道では目立った混雑はありません。そのほかではいずれも下りで、東名阪自動車道の鈴鹿インターチェンジで12キロ、東名高速の大和トンネル付近で12キロの渋滞になっています。今年は渋滞が分散傾向で、下りの混雑は29日までとみられています。

こちらも読まれています