イスラエル大使館が「アンネの日記」300冊寄贈へ[2014/02/26 00:05]

 東京都内などで「アンネの日記」に関連する本が相次いで破られた事件で、イスラエル大使館が被害に遭った図書館に本を寄贈することを決めました。

 アンネの日記に関連する本が破られる被害は、今月上旬からこれまでに、都内や横浜市にある39の図書館、309冊で確認されています。一連の事件を受けて、イスラエル大使館と日本ユダヤ教団は、被害に遭った図書館に合わせて300冊のアンネの日記を寄贈することを決めました。アンネの日記は、第2次世界大戦中にユダヤ人が大量虐殺されたホロコーストを知るのに役立つ本とした上で、「日本当局が、このようなおぞましい行為に及んだ人物を法の下に裁くことを信じている」とコメントしています。一方、警視庁は、各図書館の防犯カメラの映像を回収して解析するなど捜査を始めています。

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