汚染水漏れで東電に再発防止策要求 原子力規制委[2014/02/26 11:52]

 福島第一原発で高濃度の汚染水約100トンが漏れた問題で、原子力規制委員会は、東京電力に対し、原因の特定や再発防止策を来週までに報告させることにしました。

 19日、福島第一原発で、汚染水で満たされたタンクの一つで閉まっているはずの弁が開けられていたため、別のタンクに入れる予定の汚染水が流入し、約100トンがあふれ出ました。1リットルあたりの放射性物質の濃度は2億4000万ベクレルでした。東京電力は作業員約100人に事情を聴きましたが、原因を特定する情報は得られませんでした。原子力規制委員会は、原因究明と再発防止策を来週までに提出するよう東京電力に求め、改めて検討することにしました。

撮影:東京電力

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