新たに「水飲み場型」 サイバー攻撃手口多様化[2014/02/27 11:55]

 企業や官公庁の職員が頻繁にアクセスするウェブサイトを改ざんして、閲覧するとウイルスに感染するなどサイバー攻撃の手口が多様化していることが分かりました。

 警察庁によりますと、この手口は「水飲み場型」攻撃と呼ばれ、去年10月に初めて確認されました。機密情報を持つ企業や官公庁の職員が頻繁にアクセスするサイトを改ざんし、閲覧するとコンピューターウイルスに感染する仕組みです。他にも、新年のあいさつメールを装い、添付された動画を見るとウイルスに感染する手口などもあります。去年、警察が把握した標的型メール攻撃は、前の年よりも500件減って492件でしたが、ターゲットを絞って攻撃する手口が増加しています。

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