STAP細胞の小保方さん 博士論文も取り下げの意向[2014/03/16 17:47]

 STAP細胞を発表した小保方晴子さんが、3年前の早稲田大学に提出した博士論文について取り下げる意向であることが分かりました。

 小保方さんの博士論文は、108ページのうち、冒頭の約20ページがアメリカ国立保健研究所がネット上で公開している幹細胞の基礎知識を説明した文章に酷似していて、早稲田大学が盗用の疑いもあるとみて調べています。その後の取材で、小保方さんが大学時代の担当教員に、メールで博士論文を取り下げる意向を伝えていたことが分かりました。実際に取り下げられると、小保方さんは博士号を失うことになります。理化学研究所によりますと、小保方さんをユニットリーダーに採用した際の条件は、「幹細胞の研究分野で博士号を持っていること」だったため、博士号が取り消された場合、降格なども視野に対応を検討するということです。

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