90人が旅立ちの言葉を…震災で統合の小学校で卒業式[2014/03/19 11:52]

 岩手県大槌町で、東日本大震災をきっかけに4つの学校が統合して出来た小学校の初めての卒業式が行われました。

 大槌小学校は、東日本大震災で被災した4つの小学校を統合して誕生し、仮設の校舎で授業を行っています。19日は90人が初めての卒業式を迎えました。式で菊池啓子校長は、「町の復興、未来を担うように頑張って下さい」とはなむけの言葉を贈りました。これに応えて、卒業生全員で旅立ちの言葉を述べました。
 旅立ちの言葉:「思い出、感謝、前進、この3つの言葉が、僕たちの頭の中を駆け巡っています」
 子どもたちの学び舎(まなびや)は、2016年度から町内の高台に建設される新しい校舎に移る予定です。

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