13人が犠牲に…オウム地下鉄サリン事件から19年[2014/03/20 05:50]

 オウム真理教による地下鉄サリン事件から20日で19年です。

 1995年3月20日午前8時ごろ、教団の信者らが東京の地下鉄・丸ノ内線など5つの路線で猛毒の神経ガス「サリン」を車内にまき、乗客や駅員ら合わせて13人が死亡、約6300人が負傷しました。実行犯の送迎役を務め、事件後、約17年間逃亡した高橋克也被告(55)は一昨年に逮捕されましたが、裁判の具体的な日程はいまだ決まっていません。一連のオウム事件では、首謀者で教団元代表の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら13人の死刑が確定しています。20日は事件の発生時刻に合わせ、霞ケ関駅などで東京メトロの職員らが犠牲者に黙祷(もくとう)を捧げ、献花をすることになっています。

こちらも読まれています