地下鉄サリン事件から19年 遺族らが現場で献花[2014/03/20 11:56]

 13人が死亡し、6000人以上が重軽傷を負ったオウム真理教による地下鉄サリン事件から20日で19年です。事件が起きた東京・千代田区の駅では、慰霊式が行われました。

 駅の職員2人が犠牲となった霞ケ関駅では、東京メトロの職員らが事件が発生した午前8時に黙祷(もくとう)を捧げ、遺族や太田国土交通大臣が献花台を訪れました。
 夫を亡くした高橋シズエさん(67):「(今年は)オウム裁判も再開して、平田被告の判決も終わったところで、人々の関心がオウム事件に向いたので、ある意味、少しほっとしている」
 オウム真理教による一連の事件では、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら教団幹部13人の死刑が確定していますが、おととしに逮捕され、殺人などの罪で起訴された高橋克也被告について、具体的な裁判の日程はまだ決まっていません。

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