「空振り恐れず発令を」避難勧告9年ぶりに見直しへ[2014/04/08 11:56]

 「空振りを恐れず、早めに勧告を出すことが基本」。政府が、災害時の避難勧告の在り方を9年ぶりに見直しました。

 避難勧告のガイドラインは去年10月、台風26号によって伊豆大島で36人の死者が出たことなどを受け、見直しとなったものです。「避難勧告は空振りを恐れず、早めに出す」と書き込まれたほか、大雨警報で避難準備情報、土砂災害警戒情報では避難勧告を発表するなど、自治体が災害時に対応しやすいよう具体的な目安が盛り込まれました。各市町村には、梅雨の大雨による土砂災害に備え、ガイドラインを基に早急に対応を進めてほしいとしています。

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