汚染水タンク初の海上輸送 まもなく陸揚げ[2014/04/17 05:56]

 福島第一原発では、増え続ける汚染水タンクの建設をスピードアップするため、巨大なタンク6つが海上輸送され、17日に陸揚げされます。

 1つに汚染水が700t入るタンクは、兵庫県の工場から船で運ばれ、14日から福島県いわき市の港に係留されていました。同じタンクを原発敷地内で組み立てると2カ月かかりますが、工場で完成したものを搬入し、建設の時間を短縮するのが狙いです。福島第一原発で現在、タンクにためている汚染水は約45万tですが、今後の増加を見込むと35万t分のタンクが新たに必要で、建設のスピードアップが求められています。

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