理研 STAP論文“捏造”で小保方氏の処分検討へ[2014/05/09 00:05]

 STAP細胞論文で小保方晴子氏が捏造(ねつぞう)などを行ったとされた問題で、理化学研究所が小保方氏が不正を行ったという認定を最終確定しました。

 調査委員会:「改めて再調査を、改ざんについて行う必要はないと考えました」
 論文を巡っては、理研の調査委員会が不正を認定したのに対し、小保方氏が「単純ミスで悪意のある不正ではない」などと再調査を求めていました。調査委員会は小保方氏から追加の資料の提出も受けましたが、「不正認定を覆す新証拠はなかった」などとして、「再調査の必要はない」と結論付けました。今後は、理研の規定に基づいて小保方氏を懲戒解雇することも視野に、処分が検討されることになります。小保方氏の代理人は、「早期に粗雑に結論を出されたことについては非常に不服で、到底、納得出来ない」としています。

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