国立競技場56年の歴史に幕 観客ら別れ惜しむ[2014/06/01 07:30]

 2020年の東京オリンピックに向けて取り壊しが決まった国立競技場で最後のイベントが行われ、約3万6000人の観客らが別れを惜しみました。

 先月31日に行われたサヨナライベントでは、50年前の東京オリンピックの開会式でも活躍したブルーインパルスが展示飛行を披露したほか、東京オリンピックのメダリストらによる聖火リレーが行われました。イベントの最後には、競技場のピッチが一般に開放されました。
 東京五輪レスリング金メダリスト・吉田義勝さん:「金メダルを取って閉会式を迎えた場所ですから、ものすごく思い出が多いです。きょうは十分、堪能させて頂きました」
 観客:「ちょっと寂しいかなと思うけど、新しい競技場ができたら来たいです」
 7月にも解体工事が始まり、新しい国立競技場は2019年3月に完成する予定です。

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