東京オリンピック 会場計画見直しへ 舛添都知事[2014/06/10 18:47]

 東京都の舛添要一知事は10日、都議会の所信表明で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの会場計画を全体的に見直すことを明らかにしました。

 舛添要一都知事:「招致の時点で作成した会場計画が、都民の理解を得て実現できるよう、私は知事として改めて自らの視点で内容を再検討して参ります」
 東京都は来年2月までにIOC(国際オリンピック委員会)に開催基本計画を提出しますが、舛添知事は10日の都議会で、すでにIOCに示した会場整備計画を見直し、再検討することを明らかにしました。計画では10の競技会場を新設するとしていますが、大会終了後の利用方法や建設コストの高騰などが問題となっていました。組織委員会の森喜朗会長も、「会場計画を改めて検討し、見直しが必要と一致した」とコメントしていて、東京都と大会組織委員会は計画の再検討のため、12日に調整会議を開く予定です。

こちらも読まれています