汚染水が下部透水層まで染み込んだ可能性も 東電[2014/06/24 22:39]

 東京電力が24日午後6時から臨時会見を行った。
 東電原子力・立地本部、白井本部長代理:「下部透水層(互層部)からトリチウムを検出している」
 東電はこれまで、汚染水は深さ15mまでの地層の中に漏れているが、すぐ下には水を通さない地層があるため、その下の下部透水層にはわずかしか到達していないと考えていた。ところが、今回、地下水を調べた結果、深い方の地下水層、つまり下部透水層まで広い範囲で汚染水が達している可能性があることが分かったのだ。もし事実なら、汚染水の新たな問題が発覚したことになる。これまで東電は、汚染水を海に出さないように遮水壁を地中に打ち込んだり、水質計測用の穴を掘っている。それらの工事中に汚染水が下部透水層まで染み込んだ可能性があるとしているが、原因は調査中だ。

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