復興のシンボル“フラガール”50周年の特別公演[2014/07/10 08:00]

 東日本大震災の後、復興のシンボルとして活動している福島県いわき市の「フラガール」が、誕生から50年目を記念して東京都内で特別公演を行いました。

 いわき市の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」のフラガールは、50年前、観光客を集めるために炭鉱労働者の娘たちがフラダンスを学んだことがきっかけとなり、その後、300人以上のダンサーが誕生しました。フラガールのなかには、自宅が津波で流されたり、帰還困難区域にあるため現在も避難生活を送るダンサーもいますが、各地で無料公演を開くなど復興のシンボルとしての活動も続けています。特別公演には3000人の観客が詰め掛け、収益はすべて福島の子どもたちを支援するプロジェクトに寄付するということです。

こちらも読まれています