「STAP必ず再現して」　笹井氏自殺で“検証実験”は[2014/08/06 17:16]

　5日に自殺した理化学研究所の笹井芳樹氏が小保方晴子氏に宛てた遺書には、「あなたのせいではない」「STAP細胞を必ず再現して下さい」などと書かれていました。

　笹井氏の最近の様子について、竹市センター長は10日ほど前に研究員らから、「体調が悪そうだ」「研究中議論が成立しない」などという声を聞き、家族と連絡を取って治療や休養などの相談を始めていたといいます。また、今年3月には、笹井氏から「副センター長を辞任したい」という話があったことを明かし、このころ、1カ月ほど入院していたということです。竹市センター長は、現在進められているSTAP細胞の検証実験について、「基本的に影響はない」としていますが、理研の広報によりますと、近く予定していた中間発表を今月下旬にずらす見通しです。