長崎、69回目の原爆の日 式典にケネディ大使ら参列[2014/08/09 17:38]

 長崎は9日、69回目の原爆の日を迎えました。

 約7万4000人の命をもぎ取った長崎原爆。台風による強風のため、大テントを撤去して行われた平和祈念式典には、遺族や被爆者、安倍総理大臣やアメリカのケネディ駐日大使ら49カ国の代表など5900人が参列しました。
 田上長崎市長:「日本国憲法に込められた『戦争をしない』という誓いは、被爆国日本の原点であるとともに、被爆地長崎の原点」
 平和宣言で田上市長は、政府が集団的自衛権の行使を容認したことに言及し、急ぐ議論のなかで生まれた不安と懸念の声に真摯に向き合うよう求めました。ケネディ大使は「式典に参加できたこと、長崎の人々がより平和な世界を築くために献身していることに感謝している」とのコメントを出しました。

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