1
あの夏から12日で29年です。1985年8月12日、お盆の帰省客らを乗せた羽田発大阪行きの日本航空機が群馬県の山の中に墜落し、520人が亡くなりました。遺族らは、朝から墜落現場の「御巣鷹の尾根」へ慰霊登山に訪れ、犠牲者の冥福を祈っています。
(杉原啓太記者報告)
12日午前6時から現場では雨が降っていて、今も強い雨が降り続いている状況です。そして、山道の一部が崩落し、道幅が狭くなっているということです。幸いけが人はいないということですが、登山で一部を見合わせているという状況です。そんな厳しい道のりのなか、遺族たちは家族のいる墓標を目指し、慰霊登山を行っています。
父を亡くした佐藤宇広さん(51):「亡くなってから29年経ったが、頑張ってやっています」
夫を亡くした佐田和子さん(78):「毎日毎日を大切に丁寧に生きていけば、飛行機関係者ももう少し変わっていく」
マレーシア機の墜落など、空の安全が脅かされることが相次いでいて、遺族からも心配する声が多く聞かれました。日本航空によりますと、午前11時現在、41家族、146人が慰霊登山を行っています。この後、夕方からは慰霊式典が執り行われ、墜落時刻の午後6時56分には犠牲者に向けて黙祷(もくとう)が捧げられます。
広告