蘇我馬子の父、稲目の墓?都塚古墳、国内初の構造も[2014/08/13 17:33]

 蘇我馬子の父・蘇我稲目の墓ではないかと注目を集めています。

 奈良県明日香村や関西大学の調査で、都塚古墳は6世紀後半に造られた四角い「方墳」で、石を階段のように積み上げたものと判明しました。このような階段ピラミッド状の古墳が発見されるのは国内初ということです。石室内には立派な棺(ひつぎ)もあることなどから、当時の有力者が埋葬されているとみられます。この地域は、飛鳥時代に蘇我一族が全盛を築いた場所で、約400m北東に蘇我馬子の墓とされる石舞台古墳があることなどから、馬子の父にあたる蘇我稲目が埋葬されている可能性があるということです。

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