石原環境大臣が双葉町に説明 中間貯蔵施設めぐり[2014/08/26 10:34]

 石原環境大臣は、除染で出た廃棄物などを一時的に保管する中間貯蔵施設の受け入れについて、建設候補地の福島県双葉町に対し、26日午前から政府の方針を説明しています。

 石原大臣は、午前10時から開かれている双葉町議会の全員協議会に出席しています。中間貯蔵施設を巡って国は、福島県や建設候補地の双葉町、大熊町に対して3000億円余りの交付金を提示していて、石原大臣は現在、これらの内容について伊澤町長や議会に説明しています。来月3日の内閣改造を前に、中間貯蔵施設の建設受け入れを巡る動きが加速しています。25日、福島県の佐藤知事は、建設候補地の2つの町に対し、生活再建支援などのために県が独自に150億円を給付する方針を伝えています。県は早ければ今週中に庁内の会議を開き、建設受け入れについて判断する見通しです。

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