警察官3000人増員要求へ　ストーカー被害などに対応[2014/08/26 14:23]

　ストーカー事件や振り込め詐欺事件に対応するため、警察庁と総務省は、3年間で警察官を3000人増員することを目指す方針で一致しました。

　警察庁によりますと、ストーカー被害を巡る通報や相談は、去年、全国で2万件を超え、過去最多で、振り込め詐欺の被害額も今年に入り、半年間で約268億円に上るなど過去最悪となっています。古屋国家公安委員長は、総務省の新藤大臣を訪れ、来年度からの3年計画で警察官の大幅な増員を要請し、3000人規模で増やしていく方針で一致しました。警察庁は、増員によって2020年に開催される東京オリンピック、パラリンピックの警備強化につながるとして、必要な経費などについて来年度の概算要求にも盛り込むことにしています。