「エボラ感染は拡大中」リベリアから医師帰国[2014/08/29 00:05]

 エボラ出血熱が流行しているリベリアで支援活動を行っていた日本人医師が帰国し、「依然として感染は拡大している」と訴えました。

 国立国際医療研究センター・加藤康幸医師:「リベリアに関しては、全くまだ収まっていないというか、流行が拡大中。ストレッチャーのまま治療を受けられず そのまま亡くなっていく」
 加藤医師は3日から20日まで、リベリアの首都モンロビアを中心に医療従事者への研修や治療施設の建設などの支援活動を行いました。現地では、病院やベッドを増やしても感染者の増加に追い付かず、十分な治療を受けられない患者も多いということです。また、今後は防護服や遺体を収容する袋などが足りなくなるとして、国際的な支援の必要性を訴えました。

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