小惑星探査機「はやぶさ2」 来年1月 52億kmの旅へ[2014/08/31 17:48]

 4年前、小惑星から微粒子を採取して地球に帰還した「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」が報道陣に公開されました。

 小惑星探査機「はやぶさ2」は、約3億km離れた小惑星を目指し、来年1月をめどに打ち上げられる予定です。小惑星の表面の砂や微粒子だけでなく、弾丸を発射して穴を開け、地中のサンプルを採取するというはやぶさにはなかった新しい機能も加わりました。今回、調査する小惑星には水や有機物もあるとされ、採取したサンプルの分析によって、太陽系の起源や地球誕生の手掛かりが得られることも期待されています。はやぶさ2は順調にいけば、2020年に全行程52億kmの旅を終え、地球に帰還する予定です。

映像提供:JAXA

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