西日本太平洋側 日照時間が観測史上“最少”に[2014/09/02 05:56]

 気象庁は西日本の太平洋側について、先月の日照時間が観測史上、最も少なかったと発表しました。

 西日本では先月、台風11号と12号の影響で大雨が降ったほか、広島で甚大な被害をもたらす土砂災害が発生するなど、雨の日が多くなりました。特に西日本の太平洋側では、1946年の統計開始以来、8月としては最も多い雨量を記録し、四国では平年と比べて5倍以上となりました。日照時間については、平年の54%にとどまるなど最も少なかったということです。気象庁は、太平洋側に南から湿った風が流れ込み続けたことが要因と分析しています。今後、2週間は同じような状態が続くことから、農作物の管理には十分な注意が必要だということです。

「視聴者提供」

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