北朝鮮「拉致」可能性の行方不明者は883人に…[2014/09/02 11:45]

 北朝鮮による拉致被害者らに関する再調査の報告が迫るなか、古屋国家公安委員長は、拉致の可能性がある行方不明者が23人増えて、883人になったことを明らかにしました。

 古屋国家公安委員長:「増加した背景は、日朝協議が始まって、拉致に対する国民や関係者の関心の高まりなどがある」
 北朝鮮に拉致された可能性がある行方不明者について、古屋委員長は全国の警察の捜査や調査の対象となっている人が860人から23人増え、883人に上ることを明らかにしました。警察庁によりますと、最近の届け出やこれまでの行方不明事案などを精査した結果、人数が増えたということです。北朝鮮は拉致被害者らに関する再調査について、今月中旬にも1回目の回答をするとみられています。

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