デング熱感染者36人に 代々木公園では蚊の採取調査[2014/09/03 05:53]

 国内でのデング熱の感染者は新たに14人が確認され、合わせて36人となりました。全員が代々木公園やその周辺を訪れています。

 厚生労働省などによりますと、新たにデング熱への感染が確認されたのは、東京都の7人をはじめ、大阪府の3人、青森県、山梨県、愛媛県、新潟県で1人ずつの14人です。いずれも最近の海外渡航歴はありません。これで感染者は10都府県で36人と全国に広がっていますが、全員が先月に代々木公園やその周辺を訪れていて、その際にデングウイルスを持つ蚊に刺されたとみられています。感染者の増加を受けて、東京都は、代々木公園内の10カ所で蚊の採取を始めました。3日に捕獲装置を回収し、週内にはウイルスの有無が判明する見通しです。

「画像提供:国立感染症研究所」

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