デング熱で明治神宮 敷地内の道路一部通行止めに[2014/09/05 13:00]

 東京の代々木公園でデング熱のウイルスを持つ蚊が見つかったことから、隣接する明治神宮でも、敷地内の一部の道路の通行を規制するなど対策を始めました。

 東京都は4日、渋谷区の代々木公園で採取した蚊からデングウイルスが見つかったことを受け、公園の大部分を当面の間、閉鎖しています。一方、感染者のなかには隣の明治神宮を訪れていた人がいたことから、明治神宮は、代々木公園と隣接する敷地内の道路500mほどを通行規制しています。明治神宮では敷地内の全域で蚊の採取を始めていて、専門家が調査を進めています。また、入り口3カ所に参拝者に注意を呼び掛ける看板を設置しました。明治神宮では、これまでにも虫よけスプレーを貸し出すなどの対策をしていました。

画像提供:国立感染症研究所

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