国道6号全線で復旧 震災からおよそ3年半ぶり[2014/09/15 11:53]

 福島県の大動脈が約3年半ぶりに復旧しました。福島第一原発の事故後、帰還困難区域内を南北に走る国道6号は、通行が規制されて迂回(うかい)しなければなりませんでしたが、15日から全線で再開されました。復興の加速が期待されています。

 通行規制が解除されたのは、国道6号の福島県富岡町から双葉町までの約14kmの区間です。この区間は原発事故の後、帰還困難区域となり、通行証がなければ通り抜けることができませんでしたが、地元からの要望で国が除染をし、通行できるようになりました。
 内閣府原子力災害対策本部・有倉陽司参事官:「今後、福島の復旧復興が、より加速していくことを期待している」
 国道6号を通行できるのは車のみで、防犯のため脇道はすべてバリケードで封鎖されています。

こちらも読まれています