両陛下 太平洋戦争“激戦地”パラオ訪問で調整[2014/09/17 00:05]

 戦後70年を迎える来年、天皇皇后両陛下が太平洋戦争の激戦地となったパラオを訪問する方向で調整が進められることになりました。

 パラオでは、太平洋戦争末期の激しい戦闘で1万6000人余りが戦死しました。宮内庁によりますと、先月、パラオの大統領から両陛下を招待したいとの意向があったということです。パラオには政府専用機が着陸できる長さの滑走路がなく、チャーター機での訪問が検討されています。両陛下は、戦後50年にあたる1995年には広島や長崎、沖縄を、戦後60年の2005年にはサイパンを訪れて、多くの日本兵や民間人が亡くなった土地で慰霊をされてきました。

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