陸前高田市で初の災害公営住宅が完成 来月入居へ[2014/09/22 11:53]

 東日本大震災から3年半余り。岩手県で最も大きな被害を受けた陸前高田市で、初めて災害公営住宅が完成しました。

 高台に完成した災害公営住宅「下和野団地」は、鉄筋コンクリートの7階建てで、間取りは3タイプのほか、車椅子対応の部屋など120戸が入居できます。住民向けの内覧会を前に22日は陸前高田市の戸羽太市長らが訪れ、市内第1号となる公営住宅を視察しました。
 陸前高田市・戸羽太市長:「市民も一安心してくれると思うし、また少し光が見えてくるのではないか」
 下和野団地は、来月から入居が始まります。岩手県内の災害公営住宅は、計画されている5946戸のうち完成したのは754戸にとどまっていて、すべて完成するのは2018年度となる見通しです。

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