犯人の声を録音 警視庁「音声照合システム」で対抗[2014/09/23 16:43]

 警視庁が被害防止策として行っている全国初の「音声照合システム」を紹介します。

 被害者に掛かってきた電話から犯人の声だけを抜き出して録音。さらに、被害に遭った人の住所や年齢などの情報を合わせて登録し、データベースに蓄積する作業が現在、進められています。これを使って犯人の声をシステムに照合すると、声の特徴が似た電話がいつ、どの家に掛かってきたのかが分かるので、さらなる被害の防止に役立てたいとしています。現在のところ、システムの運用は警視庁管内だけで、希望したお年寄りなどに「通話録音機」を無償で貸し出すなどして犯人の音声の収集に取り組んでいます。

こちらも読まれています