大きな噴石に注意 気象庁「今後も噴火の可能性」[2014/09/27 17:33]

 気象庁は、御嶽山の噴火警戒レベルを入山規制となる「レベル3」に引き上げたうえで、今後もさらなる噴火が起きる可能性があるとして注意を呼び掛けています。

 地震火山部・北川貞之課長:「今後とも、また噴火が発生する可能性がある。大きな噴石などに警戒して下さい」
 気象庁は27日午後0時36分に、御嶽山の噴火警戒レベルをこれまでの1から3の「入山規制」に引き上げ、山頂の火口から半径4kmの範囲には近付かないよう呼び掛けています。また、今後の噴火について、これまでの規模を超える可能性は低いとしながらも、今後数カ月間は同じ程度の噴火に警戒が必要だとしています。火砕流が発生した可能性や、噴火の原因がマグマによるものなのかは現時点で分かっておらず、気象庁は、噴煙が流れた場所や火山灰の成分などから今後、判断する方針です。

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