御嶽山噴火で32人が重傷、うち7人意識不明[2014/09/27 20:54]

 27日正午前、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が噴火し、32人が重傷、このうち7人が意識不明です。

 (仁科賢人記者中継)
 御嶽山のふもとにある長野県王滝村役場の2階で、御嶽山の頂上付近にある山荘の管理人の男性が記者会見をしていました。この管理人の男性によりますと、こちらまで歩いて下山したそうですが、道中の登山道に火山灰が積もっていたことやけが人が一緒に複数いたことから、こちらまで1時間半から2時間かかるところを、倍以上の時間をかけて降りてきたと話していました。長野県の消防によりますと、32人が重傷で、このうち7人が意識不明だということです。気象庁は、警戒レベルを入山既定の3に引き上げ、周辺の自治体に警戒を呼び掛けています。
 長野県の消防によりますと、32人が重傷で、このうち7人が意識不明です。また、王滝村によりますと、この7人を含む56人が山荘などの4カ所にまだ残されているほか、8人が火山灰に埋もれているという情報も入っています。

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