30人超連絡つかず 長野側から自衛隊も捜索 御嶽山[2014/09/28 05:52]

 27日に噴火した長野県と岐阜県の境にある御嶽山では、28日朝から警察や消防などが、山に残されている登山客を本格的に捜索しています。対策本部が置かれている長野県王滝村役場から、捜索の態勢など最新情報の報告です。

 (仁科賢人記者報告)
 御嶽山のふもとにある王滝村役場です。役場のまとめによりますと、少なくとも45人が御嶽山にある山小屋で一夜を明かしました。一方で、安否確認が取れていない人は30人以上に上るとみられています。役場では28日午前5時から村の職員などが会議を開き、けが人の救出や所在が分からなくなっている人の捜索方法について、現在も話し合いを続けています。まもなく2つの登山口から警察の捜索隊が山に入る予定です。捜索には今後、警察・消防のほか、自衛隊が加わる予定で、噴火を警戒し、機動戦闘車という頑丈な車両の投入も検討されています。役場ではこの後、午前6時半から記者会見が開かれ、具体的な捜索方法などが発表されます。

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