御嶽山噴火 今も白い噴煙が…地上からの捜索開始[2014/09/28 11:53]

 27日に噴火した御嶽山で、取り残された人の救助活動が始まり、これまでに7人が救助されました。長野県側の現地の対策本部に近い御嶽山5合目付近からの報告です。

 (山岡秀喜アナウンサー報告)
 噴火口から南東に5kmほど離れた御嶽山5合目のスキー場です。このスキー場からも、白い噴煙が上がっている様子が分かります。そして、山の東側一帯は27日、火山灰が多く降った場所です。28日のヘリコプターでの救助はこの一帯を中心に行われています。地上からもヘリコプターで救助する様子が確認することができます。28日は、これまで東に風が吹いていましたが、現在は北寄りの風が吹いていて、噴煙は南側に進んでいます。スキー場上空にもその一部が進んでいますが、灰が降ってくることはありません。地上からの捜索ですが、午前6時すぎから警察と消防、そして自衛隊がこのスキー場から2km先の7合目の登山道の入り口に集結しました。そして、有毒ガスの安全性などを確認して、午前10時前に地上からの捜索に入っています。

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