搬送されるけが人も…岐阜県側は登山者の下山完了[2014/09/28 11:54]

 27日に噴火した長野県と岐阜県の境にある御嶽山では、28日朝から警察や消防などが、山に残されている登山客を本格的に捜索しています。岐阜県の濁河温泉登山口からの報告です。

 (高羽佑輔記者報告)
 岐阜県側の濁河温泉登山口では、取り残されていた登山客のうち最後の2人が28日午前、下山を完了しました。これで取り残されていた26人全員の下山が完了したことになります。皆さん、非常に疲れた表情を浮かべていました。
 山頂の山小屋の支配人:「アルバイト3名と会うことができまして、元気な顔が見られたのでホッとしました」
 こちらでのけが人は7人です。このうち、鎖骨を骨折して出血していた女性は警察のヘリコプターで引き上げられ、病院へ運ばれました。今後も災害対策本部では、風向きを見守りながら引き続き警戒をしていくということです。

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