朝から救助活動再開 上空から最新情報 御嶽山噴火[2014/09/29 11:46]

 救助活動が続いている御嶽山の上空から報告です。

 (倉橋友和アナウンサー報告)
 29日午前10時ごろ、ふもとからの救助隊員が到着し、依然、救助活動が続いている御嶽山の山頂付近です。長野県警によりますと、心肺停止状態の登山客27人のうち、午前11時現在、6人がヘリコプターによって搬送されたということです。そして、噴火口から出てくる白い噴煙ですが、朝に見た時は噴火口から500mほどの高さまでわいていましたが、現在は150mから200mほどまで小規模になっています。勢いは弱まっていると思われます。ただ、山頂周辺に煙が立ち込めている状況は変わりませんので、救助活動の妨げになっているのではないかと思われます。そして、周囲にある火山灰をこの煙が巻き込んでいるのでしょうか、東の方角に風に乗って流れている噴煙は少し黒っぽいようにも見えます。

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