社会

2014年9月29日 11:47

カメラ搭載小型ヘリで調査 噴煙衰えず 御嶽山噴火

2014年9月29日 11:47

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 御嶽山の長野県側の5合目付近には、救助隊の拠点が置かれています。29日は、ここから300人余りが捜索に入りました。

 (山岡秀喜アナウンサー報告)
 御嶽山から南東に5km離れた長野県王滝村のスキー場です。噴煙は地上から見ますと、28日とあまり変わらないという印象です。28日と違うのは、29日は南東に向かって流れていて、私たちの頭上を通過しています。そのため、28日よりも多くの火山灰が降っていて、時折、ほこりのように目で見ることもできます。地上からの捜索は29日午前6時に再開されました。3カ所から入る救助ルートの一つ、王滝口からは、警察、消防、自衛隊合わせて300人余りが登っていきました。そして、午前9時すぎには、国土交通省の車両4台が5合目を通過しました。車には、1mほどの大きさの小型のヘリコプターが積まれていました。ヘリにはカメラが付いています。これを使って、火山灰の堆積(たいせき)状況、それから南側の斜面3kmを流れ下りた噴出物の状況を調査するということです。

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