きょうの救助・捜索活動を中止 噴火活動の活発化で[2014/09/30 13:35]

 御嶽山の噴火で、30日に予定されていた大型ヘリと地上からの救助・捜索活動は、火山活動が活発化したため、午後0時すぎに打ち切りが決まりました。

 救助・捜索活動は、自衛隊の大型ヘリを使って上空から180人を投入するほか、地上からも警察・消防・自衛隊の175人が山頂付近を目指す予定でした。しかし、火山活動が活発化したため待機する状態が続き、午後0時すぎ、日没までに山に取り残された心肺停止状態の人たちの搬送をできないと判断し、30日の活動の打ち切りが決まりました。ただ、自衛隊は、午後2時までに状況が改善すれば、小型ヘリで4人の隊員を山頂付近に降ろして救助活動を行う予定です。27日の噴火で、12人が死亡し、現在も山頂付近などには心肺停止状態の24人が残されたままです。

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