依然16人不明…安全確認後、御嶽山での捜索再開へ[2014/10/04 05:50]

 47人が犠牲になった御嶽山の噴火は、16人の行方不明者の捜索が始まる見込みです。捜索拠点の1つがある御嶽山5合目から報告です。

 (山岡秀喜アナウンサー報告)
 御嶽山の南東5kmに位置する長野県王滝村八海山地区です。御嶽山は雨のため、2日昼から見ることができませんでしたが、4日朝は頂上付近を見ることができます。噴火の発生から1週間、4日は、噴煙は東の方向に流れている印象です。登山口に通じる5合目では、午前5時前から消防隊員などが捜索の準備をしていました。まとまった雨が降った後の捜索は4日が初めてで、これまで以上に慎重に進められます。明るくなってからまず、長野県の災害対策本部にヘリコプターからの映像を送って雨の影響を確認します。問題がなければ地上から捜索隊が投入されます。御嶽山の噴火ではこれまでに47人が死亡していて、3日に行方不明者がまだ16人残っていることが分かりました。捜索活動は、雨で2日午前に打ち切られて以来、ストップしたままです。5日からは台風18号の接近で再び天候の悪化が予想されていて、4日に捜索が再開できるか注目されています。

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